冷や冷やでした 6月20日ヤクルトー中日
おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。
ノムさんの名言を思い出します。「勝ちに不思議の勝ちあり、、、」
やはり中日勝野はヤクルトの天敵の一人のようです。
ヤクルト打線は7回2死までノーヒットノーランに牛耳られていました。
7番元山が2打席連続四球で出塁しますが、続くのが古賀と奥川ですから手の打ちようがありません。
普通こんな場合は負けです。
しかし一つには前日に中日打線が7得点してしまった(打ち過ぎた)こともあります。
中日はこれまでに66試合で193得点、1試合平均3得点程度ですから、7点は打ち過ぎになるでしょう。
ヤクルトは64試合で273得点ですから平均4.3得点です。この差は大きい。
昨日の勝因は勿論勝ち投手になった奥川です。7回、84球、4被安打、4三振、2四球で無失点。
立派なクオリティスタートで3勝目(2敗)です。84球ですから、まだ投げられたのでは?という
話もありますが、6回の投球は1被安打、2四球で2アウト満塁を何とかしのいだ状態を見れば、
0-0のシチュエーションもあり、7回もマウンドに送り出したのは高津監督の英断でした。
投手が頑張ると必ずご褒美があるものです。7回2アウトから、代打宮本が初ヒット、続く代打
川端が自信3年ぶりとなる一発でした。ノーノー続行中だった勝野は一瞬で天国から地獄です。
ヤ2-0中としたところで、自信満々高津監督が送り込んだ清水は代打福田に低めに落ちる(フォーク?)を
すくい上げられ、ただのポップフライ?と思いきや、スタンドインです。
その後も1アウト後、四球と高橋の右前ヒットで1・3塁のピンチを作ると、「お助けマン」梅野に後を託します。
梅野がビシエドをショートライナーに片付けたのは本当にラッキーでした。
梅野はこのところ回の途中で緊急登板で良い仕事をしています。
9回もマクガフが3者凡退と頑張りました。(下位打線でしたが)
ヤクルトの「中継ぎさらっと被本塁打病」は深刻です。
マクガフ 33試合、31.2回、6被本塁打、5.5試合/本
清水 33試合、31回、6本塁打、5.5試合/本
石山 29試合、26.2回、4被本塁打、7.3試合/本
坂本 23試合、21.1回、3被本塁打、7.7試合/本
梅野 26試合、22.2回、4被本塁打、6.5試合/本
今野 27試合、28回、1被本塁打、27試合/本
近藤 21試合、18.2回、1被本塁打、21試合/本
上記はヤクルトのリリーフ陣の被本塁打数と何試合に1本打たれているか、というリストです。
今野・近藤は優秀ですが他はおよそ6試合に1本打たれていることになります。
基本1イニングしか投げないわけで、1点さらっと失われてはたまりません。
昨日の試合が典型ですが、8回で2点リードし、普通は楽勝のケースです。
(それまで無失点に抑えているわけですから)
清水が1失点で、もうこれ以上取られるわけにはいかない、という、崖っぷちになってしまいました。
中継ぎがこんな状態では、先発投手も頑張った後、おちおち「勝利の方程式に後を託す」なんて行かなくなってしまいます。
昨日はそれでも逃げ切りましたが、高津監督の胃が痛くなるような日々は続きます。
石山がやっと登録抹消になりました。しっかりリハビリお願いします。
上記数字は各選手個人のWikipedia 及びYahoo スポーツの成績等を参考にさせていただいています